前回の「面接対策④【質問はありますか?と逆に聞かれた場合の適切な答え方】」に引き続き面接対策について考察していきます。
就職・転職活動における面接対策のノウハウ本がたくさん出ていますが、面接対策の特効薬と言えば模擬面接しかありません。模擬面接を通した練習を何回も繰り返すことで、雰囲気に慣れると同時に自分では気が付いていないクセを直すことが出来ます。
実際に練習を行った人の中には、体が無意識に右に傾いている人や異常に前のめりで話す人などがいました。明らかにおかしな姿勢ですが本人はまったく気が付いていなかったのです。このように自覚が無い欠点を指摘してもらうためにも、第三者に見てもらうことはとても大切です。
面接練習をする中でよくあるのが、目線が落ち着かないケースです。これこそ本人には自覚が無いのですが、相手側からすれば気になって仕方ありません。目線を落ち着かせるためには相手の口元辺りを見るようにすることです。目を見ようとするから落ち着かないのであって、口元なら視点を逸らさず見続けることが出来ます。相手と適度な距離があれば目を見ていても口元を見ていても視線に大きな違いは感じませんので、面接の際には面接官の口元を見て話してみましょう。
また口調が早くなる人も多くいます。人は緊張するとついつい早口になる傾向があり、そしてそれも気が付かないものです。事前に気付いておけば本番で焦らずに修正することが出来ます。
面接練習をする際に効果的なのが、自分が面接官役になってみることです。そこで相手の目線、表情、姿勢、声のトーンなどを確認したうえで改めて自分の態度を振り返ってみると修正すべき点がよく理解出来ます。
このように練習を繰り返すことでいくらでも改善出来るのが面接なのですが、実際には練習を嫌う人が多いのが現状です。恥ずかしい、照れくさいという思いが強いからなのでしょうが、それを乗り越えて練習を希望する人はやはり結果に結びつきます。大切な面接本番で失敗するくらいなら練習でたくさん失敗して恥をかいた方がよほどマシです。臆病にならず面接練習を繰り返しておきましょう。
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