失業手当がもらえない人への救済策【求職者支援制度について】

雇用保険に加入してもらえなかった、あるいは短期での離職を繰り返したりした場合には失業手当がもらえないことになります。非正規雇用が増えた影響もあって以前よりこうした人が増えています。そこで失業手当とは別の給付を行うのが「求職者支援制度」です。

これは失業手当がもらえない人が、収入状況や資産状況に関する一定要件を満たした場合に、職業訓練を受講することを条件として受講期間中に月に10万円の給付金を支給する制度です。

ただしこの制度、一見有難い内容に思えますが審査が厳しく思いの外利用者が少ないのが現状です。まず職業訓練を受講することが前提となっているのですが、「給付金がもらいたいから職業訓練を申し込む」といった動機では却下されてしまいます。あくまで「再就職に必要だから職業訓練を申し込む。その間は働けないので給付金を申請する」というスタンスが必要なのです。そのため申し込み段階で意欲や動機が入念にチェックされますし、職業訓練が始まった後も定期的な相談や指導を受けることが義務付けられます。

更に授業には原則100%の出席が求められます。欠席はもちろん遅刻や早退が1回でもあればその月に応当する給付金は支給されません。これは、この制度が発足当初に給付金だけもらって講座を真面目に受けないケースが多発し苦情や批判を多く受けたためです。つまりやるべきことをキッチリやらないと機能しない救済策とも言えます。

この他にも自己都合で退職したために3カ月間失業手当がもらえない人を救済する制度もあります。これも職業訓練が関係して来ますが、一定のコースを受講することで講座開始と同時に失業手当がもらえるようになります。コースの日程にもよりますが上手くすれば退職して1カ月後辺りから失業手当がもらえる可能性もあります。ただしこちらは応募者が多くなるので応募したからといって必ず受講出来るとは限りません。

 

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