かつては接客マナーの出来ていない公的機関の代表格とされていた職業安定所ですが、ハローワークと名称を変えてからは多少改善されているようです。それはサービス内容にも現れており、単なる求人紹介だけではなく相談内容に応じて担当が細分化されています。
多様なサービスを利用する
新卒学生、非正規就労が長い人、30代までの若年層などは多くのハローワークで専任の相談員が配置されていますし、中には介護職専門とか地域性を反映した特定の職種を担当する相談員が配置されているケースもあります。
また、こうした特別な背景が無くても応募書類の作成指導や模擬面接指導、適性検査の実施、担当者を決めての定期的なマンツーマン相談なども適宜対応してくれますし、定期的なセミナーも行っており自由に参加することもできます。
更に普通に窓口で相談する際でも気に入った相談員がいれば指名して相談に乗ってもらうことも可能です。
こうしたサービスを上手に活用すれば自分専用の求人を開拓するために事業所に出向いてくれることもあります。
参考:ハローワークの無料コンサルティングを最大限に活用しよう
相談員との信頼関係がポイント
このように今では様々なサービスを提供しているハローワークですが、これらを上手く活用するには担当者との信頼関係を築くことがポイントとなります。冒頭に述べましたようにハローワークに対してはあまりいい印象を持っていない人がまだまだ多く、加えて失業状態の苛立ちから横柄な態度や乱暴な言動で相談に臨むケースが少なくありません。その結果「どうせ大したサービスなんてやってないだろう」と先入観を持ってしまい、せっかくのチャンスを逃すことにもなりかねないのです。
心を開いて相談してみましょう
以前の対応が悪かったから信用しない、という気持ちは理解出来ますが、一方で時代が変わったり担当者が変わったりすることで事情が一変することもよくあるケースです。
そうでなくても転職活動の方法が様変わりしているのが現状ですので、素直に流れに従う姿勢も大切なことだと思います。こちらが心を開くことでより親身になって相談に乗ってくれることもあるので、まずは窓口の人と信頼関係を築いて行きましょう。
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