転職初心者.com ~転職したくなったら見るブログ~

転職初心者の方向けに転職情報・ノウハウを提供していきます。業界情報、転職のコツ、求人サイト情報、ブラック企業対策等

離職率が低い業界は安心か?飲食業界の離職率が低い理由とは

      2015/03/09

巷では大手の居酒屋チェーン展開店や牛丼の大手がワンオペや過重労働の影響で閉店に追い込まれる現状のようです。人手不足なのか利益確保の為の人為的システムなのか当事者ではありませんので詳しい事は言い切れません。(参考:中高年者に薦める居酒屋業界の実態

ただ、実際に居酒屋業界に身を置いた立場の人間であるので大方の予想はつきます。

飲食業界の状況

飲食業界が生き残ろうと思えばどうしても価格競争は避けられないと言う事です。どこのお店のメニューもサービスも大同小異。差別化をしようとしても後追い業者にとってはいとも簡単に真似ができるシステム。お店の内装やサービスのシステム、メニューなどは実際にお店に足を運んで1、2時間観察すれば手に取るように分かるでしょう。

どこもかしこも同じようなお店が並んでいます。かといってパイであるお客様の数には限界があります。少ない集客で何とか会社をやっていこうと思えば削れるところをギリギリまで削るしか手はありません。人件費の削除は最後の手段です。もうここに手をつけてしまったら後は手の施しようがありません。デフレ経済は確実に各企業の体力を奪い企業としてはやってはいけない一線をとっくに超えてしまいました。

そういう状況下において各業界の離職率が転職者の選択にどのような判断を迫るでしょうか?

離職率の高い業界とは

一般的に若年労働者の離職率が高い業界は「宿泊・飲食業界」が圧倒的な高さを続けてきています。しかしながら正社員の離職率だけで見てみると飲食業界は下から数えて4番目に低い業界なのです。飲食業界では全従業員に占める割合で正社員のそれは低い。つまり実際に辞めていっているのは学生アルバイトや主婦のパート層という実態が見えてきます。

では、正社員は本当に満足して今いる飲食業界に働き甲斐を感じているのでしょうか。

比較で考えてみたい業界があります。「教育・学習支援業界」です。いわゆる学習塾の類いです。

離職率が低い教育・学習支援業界について

「教育・学習支援業界」は正社員の離職率が下から2番目に低い、ある意味飲食業界よりもブラックな環境です。

塾の仕事というのは潰しが効かないようです。モノを売る仕事ではありません。受験に役立つ知識を提供し少しでも合格率を上げ、塾生を集める。よって個人としては生産性を発揮することができない極めて非生産的な職業です。

教育を売るという発想はありません。特に塾で求められる成果は年に一回のみ。合格発表シーズンの時のみです。この時の合格者数が塾が生き残れるかどうかに関わるのです。毎日、売上を上げ今日の儲けはこれだけだなとすぐに数字が出る飲食業界の方がまだ仕事の成果というものを身近に感じられます。

よって教育業界に携わる人達は辞めるなら第二新卒として受け入れられる頃合いにするか、そのまま居続けるかの二つに一つになるようです。やはり社会に出て自分のスキルが他業界では通用しないというデメリットは想像以上に大きいようです。

一度飲食業界に入ると抜けるに抜けにくい

これと似たり寄ったりの状況が飲食業界にもあるという事になります。一旦、この業界に入ってしまうと抜けるに抜けにくい現実。1年以内で辞めてしまっては我慢が足りない。自分のスキル不足によって周りに迷惑をかけないように頑張るだけ。

一方で出世が早いのもこも業界の特徴です。才覚のある人は早ければ入社半年程度で店長に昇格できます。

どちらのパターンの人もこの業界で成果をあげようと必死になるでしょう。身近で出世する人の話を見たり聞いたりすれば自分だって負けてられないと思います。

この心がけが3、4年続くとそう簡単にこの業界を去ろうという気持ちは失せてしまうでしょう。この辺りの感覚が飲食業界での正社員の離職率の低さの原因の一つかも分かりません。

離職率と転職

転職を考えている皆さんにとって離職率というのは一つの大きな指標でもあるでしょう。離職率が高く社員の平均年齢は40歳台。求人では大量採用。この辺の情報にはシビアになっているはずです。なので飲食業界の正社員の離職率の低さは大きな意味がある要素となるでしょう。

私なりに思うのは自分が社会に出てどういう人間になりたいのかを真剣に考えてみる事だと思います。

営業のエキスパートになりたいのか。どんな業種であれ店長になって店を切り盛りしたいのか。技術を会得し手に職をつけて世の中を渡って行こうと考えるのか。

そしてそれぞれの生き方が将来、潰しが効く生き方なのかどうか。ここまでを20代前半までで答えを出せていたらその後の人生にとって回り道は少なくて済むでしょう。

しかしながら、この決断というのは簡単そうで大層、難しい決断です。私なんかあれもしたい、これもしたいと思っていましたので若いうちに答えを出すなんていう決断はついに出来ませんでした。落ち着き始めたのは50を目の前にし始めた頃です。この間の回り道のおかげで生涯年収や同じ年代の人と比較しての年収に差がついてしまったのを実感します。

お金だけが仕事をする本質ではないかもしれませんが少ないよりたくさんもらえる方がほとんどの人は喜ぶでしょう。転職を考える際のデータは確かに重要ですが出来たらそのデータの裏側まで逆読みして自分の方向性を見つけれたら、と思います。








転職活動中の皆様へ
より条件の良い職場に転職するためには複数の求人サイトに登録し、いい求人が見つかるまで長期的に探し続けるのが転職成功のコツです。

リクナビNEXT
一番人気の転職サイト。とにかく求人数が多く、採用側もまずはリクナビNEXTに掲載したいと考えています。スカウト機能も充実しており、働きながら転職活動をする方に最適です。

DODA
非公開求人を多く取りそろえていることが強みの転職サイト。キャリアコンサルタントが転職活動サポートしてくれます。本格的に転職を考えている人におすすめ。

Switch

Facebookアカウントで転職活動ができるSNS転職サイト。Facebookアカウントがあれば1分で登録が完了し、企業からオファーが届くようになります。もちろん、登録していることは他にはバレません。転職活動に時間が取れない方、働きながらバレずに転職活動をしたい方におすすめ。

良い条件の求人はすぐに募集が終わってしまいますので前もって上記の人気サイトに登録し、良い条件の求人が出るまでじっくり待ちましょう。


Message

  関連記事

ブラック企業の特徴について【ブラック企業の見分け方】

転職先として当たってしまうとかなり困るブラック企業。新聞紙上やニュースなどで広く …

ブラック企業が優先して採用する人達とは?

表向きは一般的な会社のように見えても入って見なければ分からないのがブラック企業の …